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SACHIについての座談会

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三宅 功一

理事長

三宅 功一

Koichi Miyake

瀬戸 陽子

最高執行責任者

瀬戸 陽子

Yohko Seto

SACHIの設立に携わった2名で対談を行いました。ただ日本語を勉強する場所ではなく、「卒業後、留学生の皆さんが日本で活躍できるように」という方針で運営を行っているSACHI。ほかの日本語学校とはどのように違うのか、なぜ今までにない日本語学校が誕生したのか、本音で話し合いました。

Q.1

SACHI設立のきっかけを
教えてください。

優秀な外国人が、日本で思いっきり能力を発揮できるようにしたい。

瀬戸 陽子

理事長を務める三宅さんと想いが一致したことがきっかけです。
私はフィリピンに特化した人材サービス事業を行っています。そこでフィリピンの行政の方から「日本は優秀な外国人を活かすのがあまり上手ではない」という話を耳にしました。世界各国では、フィリピン人が母国以外でマネージャークラスの仕事をしているのは当たり前なんですよね。日本でもそれが実現できたら、と思ってSACHIの立ち上げに至りました。

三宅 功一

そうですね。
実は、僕の本業は不動産関係で、国際関係のものではないです。ただ、JC(青年会議所)で国際支援に長く携わった経験があって。その中で、留学生が日本で活躍できる機会が少ないことを知って、とても気になっていたんです。その想いがあったので、瀬戸さんと話す中でSACHIのビジョンが固まっていきました。

瀬戸 陽子

始動にあたって、教員の確保が一番大変でしたね。ことばを教えるだけではなくて 「優秀な外国人が、能力に見合った活躍ができるような支援がしたい」 という考えが第一だったので。やり方や経歴はさまざまでも、その想いの部分だけは全員同じでなければいけないと思っていました。今までに例のない学校になるからこそ、そういった先生を探すのに苦労しましたね。

三宅 功一

なので、宮谷先生との出会いは大きな転機でしたね。それまでSACHIは、全然現実的ではない計画だったと思います。

瀬戸 陽子

そうなんですよ。宮谷先生の研究テーマが私たちの想いと一致していて、この方にお願いするしかないと思いました。

日本社会の「人手がないから外国人を入れる」「日本人が採用できるならそっちを採る」という考え方にずっと違和感がありました。それって、すごくもったいない考え方なんですよね。コミュニケーションが十分にとれて、優秀な人材なのであれば、外国人を重要なポジションに置いてもいいのではないかと。

三宅 功一

国籍で人材を選ぶのではなく 「この人は自社に合うかどうか」というフラットな視点で考えてもらえるようになると嬉しいですね。 もちろん、日本の制度や仕組みで難しい部分はあるので、世の中が少しずつ変わっていったらいいなと。

瀬戸 陽子

何事も多様化していく時代ですからね。雇用側を日本人で固めても、顧客側に外国人が増えていく可能性は十分にありますから。 留学生の積極的な採用は、多文化を取り入れるきっかけにもなります。今までにない考え方を取り入れることで、イノベーションが実現するかもしれません。 そのあたりは企業様と連携しながら発展していきたいですね。


私が高校生のときに 「人と国が発展していくためにもっとも大事な事は、教育だ」 という話を聞いて、モットーにしています。SACHIによって、今それを実現していけたらと思っています。

Q.2

SACHIは
どんな学校ですか?

留学生が日本の企業で活躍できる、実践的な日本語を学ぶ場所。

三宅 功一

ほかの学校との違いは、就職をメインの目標としたカリキュラムを組んでいることですね。卒業後、そのまま社会人として働きたい方を学生として想定しています。

仮に進学を希望される場合でも、あくまでキャリアに必要なものを支援するような形にしています。「この仕事をするために必要なので、専門学校や大学へ行きます」という方向けですね。

瀬戸 陽子

卒業後の目的が就職か進学かによって、授業の内容が大きく変わってきます。
大学進学を目的とする日本語学校なら、大学入試で高い点数をとれるような授業が中心です。SACHIは就職を目的としているので、テストで高得点をとるための勉強ではなく、日本人と円滑なコミュニケーションをとるための授業、日本社会で活躍する能力を得るための授業を行っています。

三宅 功一

なので、校内のサポートも就職のためのものが多いですね。プロのキャリアコンサルタントがいるので、学生の皆さんは任意のタイミングで進路の相談ができます。
 
それ例外にも、ワンフロア全てが学校で、広い交流スペースがあるのも特徴的ですね。ほかの日本語学校では少ないみたいです。

瀬戸 陽子

あとは、日本語講師の採用基準でしょうか。華々しい経歴があるのは素晴らしいことですが、それよりも「同じ想いがあるかどうか」を重要視しています。留学生の皆さんのためになりたいという気持ちがあるか、皆さんの本当にやりたいことに寄り添って指導ができるか。
 
SACHIは人も仕組みも設備も含めて、「卒業後、留学生の皆さんが社会で思いっきり活躍すること」をゴールにしている日本語学校です。

Q.3

SACHIではどんなことが
学べますか?

多くの人に必要とされるような、重要な役割がこなせる人材へ。

三宅 功一

実践的な日本語はもちろんのこと、社会人としてのコミュニケーション能力やビジネスマナーなどですね。就職してから学べることもたくさんありますが、そのためには、やはり学校で土台を作るのが大切です。

瀬戸 陽子

世界から見て、日本の職場は成長の機会が多いと言われています。働きながら学ぶ文化が根付いているようです。
 
たとえば、仕事中の手が空いている時間は、海外なら雑談して過ごすことも多いです。ですが、日本では「ほかにやれる仕事はないかな?」と探して動きます。雑談が悪いわけではなくて、相手がより快適に過ごせるのは?と考えて行動できるということですね。
 
職場でこういった指導をすることで、日常生活の中でも自然とできるようになっていきます。

三宅 功一

まさにマナーや習慣というような、考え方や姿勢の部分を学ぶことができますね。知識を記憶するだけではなく、成長できる人材になるための学びというか。

瀬戸 陽子

そうですね。人間性を育てると言うと大げさかもしれませんが…マネジメントができる人材を育てたいと思っています。そのために、プレゼンテーションやディスカッションといった、コミュニケーション重視の課題もありますね。どんな職種でも上を目指せるマインドを育みたいです。

三宅 功一

コミュニケーションのために、談話スペースにはこだわりましたね。学校を商売として考えて、利益だけを追求するなら全部教室にしてしまったほうが効率がいいんですよ。でも、SACHIはそうじゃない。日本語を学ぶだけの場所じゃないからこそ、さまざまな挑戦ができる環境にこだわりました。

瀬戸 陽子

談話スペースを活用して、企業様との交流はどんどんやりたいですね。学生は「企業がどんな人材を求めているのか」、企業様は「留学生が何を考えていて、どんなことができるのか」お互いに知ることができる機会を作りたいです。外国人雇用に対して高いハードルを感じている企業様のお役に立てたらと思います。

三宅 功一

地域交流もしていきたいですよね。
名古屋で働いていくにあたって、地元の人との交流はとても大切です。ことばを学ぶだけではなくて、卒業後に学生の皆さんが暮らしやすくなるために、さまざまなことを実践していきます。

Q.4

SACHIを卒業したあと、
どのような進路が選べますか?

目指せる進路に制限ナシ。
学生が望む限り可能性は無限にあります。

三宅 功一

職種に制限はありません。今後いろんな国出身の方のサポートができたらと思いますが、今の段階では、僕はウズベキスタン、瀬戸さんがフィリピンのサポートに強いです。それらの国出身の方を中心にサポートしていって、もっと幅を広げていきたいですね。

瀬戸 陽子

彼らが本気で日本で活躍したいと思う限り、どんな進路を目指すにしても全力でサポートします。私は外国人サポートの仕事をしているので、卒業生を積極的に採用したいです(笑)

三宅 功一

留学生の就職先というと、世間的には、製造業でずっと作業をする…のようなイメージかもしれません。

ですが、SACHIならもっといろんなものが目指せます。工場の仕事はもちろん、エンジニアや語学教師、あらゆる企業でマネージャークラスへのキャリアアップができるような支援の仕組みが充実しています。

Q.5

最後にメッセージを
お願いします。

学生も教師も一緒に、
SACHIで“本当にやりたいこと”を叶えてください。

三宅 功一

SACHIの名前には、「留学生が自らの輝く道を見つける場所」として「Search」、「日本語教育事業を通して留学生も教職員もみんな幸せになる」という想いから「幸」、ふたつの意味を込めています。
 
SACHIは、各々が思い描く未来に向けて努力する、いろんな個性を持った人が集まる場所です。せっかく縁があって集まったのですから、それぞれの良いところを吸収しあって、よりよい成長を目指していけたらと思います。
 
留学生の皆さんが、出会った人との繋がりを大切にして、一緒に同じ目標へ向かっていくことの楽しさを感じながら、より多くのことを学んでくれたら嬉しいです。

瀬戸 陽子

今後は日本語教師も不足する時代になっていきます。ですから、経歴や実績が豊富な先生だけではなく、若い先生も積極的に採用しています。
「想いが同じ」であれば、学生も先生もSACHIも一緒に、成長と発展を繰り返していくことができます。そうすることで、留学生の皆さんが「自分の本当の目標に向かって頑張れる場所」を長く続けていけるはずです。
 
多様性を大切にする時代だからこそ、日本語教育も変革の時期にあります。留学生の皆さんの想いに寄り添いながら全力でサポートをしていくので、安心してご入学いただけたらと思います。

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